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#20「MT長野 Vol.03」開催しました

» テーマ:#20「MT長野 Vol.03」
» 開催日:2017年12月9日(土)
» 会場:GEEKLAB. NAGANO
» 参加者:21名

来年リリースされるMovable Type 7。これまで以上にコンテンツが生成しやすくなったという同製品の新機能やコンセプトを紹介しつつ、「コンテンツの重要性と活用法」にフォーカスしたセッションを行いました。

SESSION 1
【最新版】成果につながる!コンテンツマーケティングの基本2017

効率的に成果を出すコンテンツマーケティングを行うためにはどのようなフローを経ればいいのか、講師であるデジタルアイデンティティのSEOアナリスト・金子さんによるコンテンツマーケティングの基本を学ぶセッション。コンテンツに人を集めるためにはSEOが不可欠とのことで、調査からサイトの立ち上げ、運用、コンテンツのブラッシュアップというフローごとに、具体的なSEOの手法を紹介いただきました。セッションの後半は参加者全員参加でのワークショップを開催。婚約指輪の情報サイトをテーマに、グループに分けてサイトツリーを作成する実習を行いました。

最後にグループごとに発表。様々なアウトプットがでてきて、大変興味深いものとなりました。

SESSION 2
「ウェブコンテンツ」の変化と 新しい Movable Type が果たす役割

シックス・アパートのディベロッパーリレーションマネージャー・長内さんによるセッション。WebアプリやTwitterなど、最近は「ページ」という概念ではとらえづらいコンテンツが増え始めているとのこと。情報がWebサイトから離れて流通し、WebコンテンツがDB化しているなかで、情報設計をどのように行い、個別のコンテンツをどのように管理し、どう利用するかが重要になっていると説きます。そんななかで、Movable Type7では新たに「コンテンツタイプ」と呼ばれるコンテンツをより管理しやすいシステムを提供。リレーション的にコンテンツを設計できるということで、これからのコンテンツづくりと管理において、より粒度の細かい情報を扱えるなど、柔軟性が出てくるのだなと感じさせてくれました。

TALK SESSION
コンテンツメディアを安定して継続するためには?

最後に、金子さんと長内さん、モデレータの坂田さんによるトークセッション。コンテンツメディアを運営するなかでリソースやコストに制限があるなか、成果を出していくにはどうしたらいいか。金子さんと長内さんのセッション内容に絡めながら、参加者からの質問などを投げかけるかたちで話が膨らんでいきました。実際の事例や、Movable Typeの哲学などにも触れることができ、有意義なお話が聞けたと思います。

「コンテンツ」というキーワードを軸に、コンテンツマーケティング、SEO、Movable Typeといった様々な側面に触れ、さらにワークショップで頭と手を動かすことによって、有機的な学習ができたのではないかと思います。id=NaganoのワーキングループであるMT長野は、今後も単にMovable Typeの機能を紹介するものではなく、幅広いテーマに拡張していくことで、私たちの仕事に直結する学びが得られるような機会にしていきたいと考えています。今回はまさに、そのようなことが実現できたのではないかと思います。金子さん、長内さん、貴重なお話をいただきありがとうございました。