Movable Type の最新バージョン「Movable Type 7」のハンズオンセミナーを開催しました。講師は、前回も登壇いただいたシックス・アパート株式会社 Movable Type エバンジェリスト兼デベロッパーリレーションマネジャーの長内毅志さんです。

まずは前回のおさらいも兼ねた座学。ネット上のコンテンツは「ページ」とは限らなくなってきた今、これまでのように「ページ」を作るために最適化されたシステムではまかないきれなくなってきました。もっと細かい粒度でサイトを作っていくための、「ページ」ではなく「コンテンツ」を適切な形で設計・配信するシステムへー。これがこれからのCMSで求められる機能である、というMovable Type7がコンテンツタイプを実装する成り立ちから解説していただきました。

後半は参加者全員がそれぞれMovable Typeのハンズオン環境にログインし、写真ギャラリーとレシピサイトを構築する体験をしました。いままでのMTの使い方と異なるためある程度慣れは必要だと思いますが、一度この仕組みを理解すると、これまでがんばってカスタムフィールドをカスタマイズしてきたのに比べ、より柔軟で多様なシステムであることが理解できます。

コンテンツタイプはドラッグ＆ドロップでイチから自由に設計できます。コンテンツごとの可用性・可搬性を高めることで大きな価値を生み出す仕組み。それらをハンズオン環境で実際に手を動かしていくことで実感できたと思います。今回、参加者の約半数がMT未経験とのことでしたが、ハンズオンセミナーを通して概略はつかめたのではないでしょうか。

ぜひ実践投入して試してみたいと思います。講師の長内さん、今回もわかりやすい講義をしていただき、本当にありがとうございました。懇親会も盛り上がり、大変楽しく過ごすことができました。